国産牛交雑種はF1牛とも呼ばれ一般的に母親がホルスタイン種・ジャージー種などの乳牛と、父親が黒毛和種の肉牛の間に生まれた牛のことをいいます。交雑種となるのは生まれた牛が雄の場合のみです。黒毛和種等の純粋種と比較すると、病気に対する抵抗力の強さや生長力の早さが交雑種の特徴と言えます。両方の良いところを受け継ぎ、肉質は和牛に近く、体格はホルスタインに似て大きくなります。肉質は父牛や母牛が優秀かどうかで差が出るため、アメリカ屋では交雑種の仕入れには神経を使います。料理長いわく、適度な霜降りと赤身のバランスから、ステーキとして食するには交雑種がもっとも向いていると。
常陸牛とは、指定生産者が茨城県内で最も長く飼育した黒毛和牛のうち、日本食肉格付協会の枝肉取引規格が歩留A等またはB等級さらに肉質等級が5等級と4等級で茨城県常陸牛振興協会が認定したものです。 肉質のきめ細やかさとやわらかさ、豊かな風味はまさに『極上』。その旨さの秘密は肥沃な大地と海や山、川など豊かな自然、良質な作物が育つ温暖な気候にあります。大麦、小麦、とうもろこし、大豆などのミネラルが豊富で良質な飼料をたっぷりと与えることができるのです。『食材の倉庫』茨城の生んだプレミアムブランドを是非ご賞味下さい。